“からだがよろこぶ季節のひとしなの集い”でご一緒している国際薬膳師/国際薬膳調理師/家庭薬膳アドバイザーの内藤麻衣子(Maiko Naito)さんをご紹介いたします♪
旅先ペルーで自然療法家との出会い、そして長男妊娠時に発覚した自身の病やその経過を通して自然食・自然療法に興味を持ち、学びを始められたこと。
動物性食品や砂糖を使わない薬膳食をやまと薬膳オオニシ恭子先生に師事し、また、漢方医であった曽祖父に導かれるように中医薬膳を学ぶようになったことなど振り返っていただきました。
奈良県御所にて学びと体験の場としての文化サロン「コレージュド葛城」を主宰。
「季節の養生と家庭薬膳教室」「わかりやすい中医学と薬膳のおはなし」などを開催されています。
京都の料亭に生まれ京育ち、今は奈良にご縁があり葛城山の麓に暮らし、
子ども達4人ものびのび育てていらっしゃいます。
Q.食への思いを聞かせてください♪
原点は幼き頃祖母が握ってくれた愛情いっぱいのおむすびの記憶。
その土地の季節の恵みに たくさんの愛と少しの智恵をつかって 、自分にそして大切な人や家族の心や身体が喜び整う「薬膳」を日々台所から提供発信している。
「薬膳」聞くと、皆さん薬っぽいものなのかな?とか難しくてあまり美味しくないものなのかな?と思われる方が多いように思います。
でも、「薬膳」の漢字をみてみると、
草を楽しむ、楽になる、と書いて「薬」、美味しいもので善くなる、と書いて「膳」とあるように、
季節の美味しいものを楽しみ身体がよくなる、のが「薬膳」なのです。
そして、食材はそれぞれ色々な性質や効能を持っています。
そんな知識を少し知ることで、
日々の食事を「薬膳」にすることができます。
食べることは生きること。
身体は日々食べるものでできています。
そして日本には素晴らしい四季の豊かな恵みがたくさんあります。
身近な季節の恵みを少しの知恵とたくさんの愛情で自分や大切な人の身体と心が整う「薬膳」を、との想いで日々料理をしています。
Qこれからの思いを教えてください♪
ご縁をいただき、2021年9月より
奈良 葛木御歳神社横のカフェサロン「まつり香」にて、季節の薬膳ランチを提供させていただくこととなりました。鎮守の森の静かなスペースで
ゆったりと季節のプレートを召し上がっていただけます。
また、毎月「季節の養生と家庭薬膳」という教室も開催しています。
そんな活動を通じて 薬膳をもっと身近に感じてもらい、
季節に寄り添い 楽しく美味しく出来る養生を
たくさんの方にお届け、お伝えできたらいいなと思っています。
麻衣子さんと共通の思いのレシピに頼るお料理ではなく、五感で味わうお料理をつくっていくことをこれからも、一緒に楽しませてください~~~
ありがとうございます。みっちゃんでした。